肛門外科
肛門外科について
排便障害(便秘・排便困難・失禁など)や肛門疾患(痔核・裂肛・痔ろうなど)などを診断し投薬治療致します。
便秘やストレス・生活スタイルの違いなどにより、なりやすい痔のタイプには男女で少し違いがあります。
また、最近は女性の受診者数が増えてきています。
非常に身近な病気の一つなので、心当たりのある方はお気軽にご来院ください。
痔とは
痔の種類は、大きく3つのタイプに分かれます。
- 痔核(じかく)
- 肛門に強い負担がかかることで、肛門を閉じる役割をするクッション部分が腫れる症状です。
内痔核と外痔核があります。
- 痔瘻(じろう)
- 歯状線のくぼみから細菌が入り込み、中で膿がたまり(肛門周囲膿瘍)、その膿が出たあと肛門内部に通じる管が残った状態です。
- 裂肛(れっこう)
- 硬い便の排泄や下痢によって肛門が切れる症状です。
日常生活の注意点
生活習慣の改善は痔の治療基本です。痔を予防したり、あるいは悪化させないために正しい生活習慣を身につけましょう。
- 便意を感じた時に排便する
- 排便時間は長くて3分以内にする
- 排便後は肛門を洗うなどして清潔に
- 食物繊維をしっかりとる
- 十分な水分を摂取する
- 朝食をしっかりとる
- アルコール類、香辛料を控える
- 適度な運動をする
- 同じ姿勢をとり続けない
- 毎日入浴する、カイロで温める